コラム

膠原病ってどんなことが起きるの?

リウマチコラムNo.1で書いたように、膠原病といってもいろいろな種類があるため、
ここではどちらかというと、関節リウマチ以外の膠原病を主に念頭において述べたい
と思います。
 さて、「膠原病のなかのどれか」によってメインの症状は違ってきます。例えば、
"強皮症"という膠原病は、文字通り皮膚が硬くなることが主要な症状です。
"多発性筋炎"は筋肉に炎症が起きて、その結果として全身、特に胴体に近い場所の
筋力が落ちてきます。

 しかしどの膠原病も、病気の初期は典型的な、診断基準に載っているような症状が
すべて出てくるかというと、必ずしもそうでないことがあります。

 風邪を引いたと思えないのに熱がでる、からだ全体がだるい、節々が痛い、かゆく
はないけど湿疹が出てくる、口内炎が増えてきた・・こんな症状が、振り返ってみると
実は膠原病の初期の症状だった、ということもあるのです。

 もちろん、それぞれの膠原病の診断には、実際に出てくるその典型的なからだの
症状が一番重要なのですが、血液による免疫の異常の検査も同様に早期診断に役立ち
ます。
 適切に診断し、治療すれば、かなりの部分で症状は改善し、生命に危険が及ぶことも
なくなります。

 血液検査などは簡便に行えるので、不安に思う症状があれば専門医の診察とともに
受けられることをお勧めします。